平成29年6月26日
水先人の乗下船(水先要請船舶と水先艇との間の移乗)には危険が伴い、これまで比較的軽微なものから死亡事故に至るまで人身事故が相当数発生しています。
このため、日本水先人会連合会及び弊会では水先人自身の安全対策を強化していますが、船舶乗組員各位に水先人用乗下船設備及びその運用に関する理解を深めていただくことを目的として、「乗下船安全キャンペーン」を下記のとおり実施致しますので、関係各位のご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
1.期間 :平成29年7月3日(月)~7月7日(金) (5日間)
2.実施場所 : 東京、横浜、千葉、木更津及び横須賀の各港に寄港する船舶で水先人を要請する船舶
3.内容:
水先人の乗下船設備についての関連ルール(*)に基づいて各船舶の設備とその運用状況を水先人がチェックし、欠陥がある 場合には、船長に改善を要請 します。 特に重大な欠陥があり、著しく危険である場合には乗船を保留することがあります。
*SOLAS第5章第23規則及び関連のIMO勧告(「水先人用乗下船設備の要件」(日本水先人会連合会 ホームページ)参照)Ⅰ
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