東京湾水先区水先人会

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横浜市内の中学生が職場体験をしました

令和2年1月30日

当会は、生徒に地域の産業や勤労の意義、働く人々のさまざまな思いを知ってもらうことや水先人会の社会的役割の具現化、地域への貢献等 文部科学省の考え方に立脚し、総合的な学習の一環として横浜市内中学校2年生2名の職場体験学習を受け入れました。

1月28日、29日の2日間の研修では、冒頭、「交通の要衝としての東京湾」と題し、湾内各港に入出港する船舶とその交通量が非常に多い東京湾の特性等の概要説明を行い世界有数の貿易港である"みなと横浜"への愛着を深めるとともに、水先人の仕事と社会的使命、水先人になるための要件等について、アニメ+実写版DVD視聴を交えたプログラム・講話により全般的な水先業務のイメージを掴むことで理解を深めてもらいました。
また、実際の職場体験では、本会事務局4部門の業務の紹介のあと、実際に各部業務を体験してもらい、働くことの大切さや社会人としての礼儀作法、マナー、言葉遣いなどの大切さに気付かせました。
2日目には、簡易操船シミュレータによる水先疑似体験を実施し、大型客船の操船を経験するとともに、水先人送迎見学として水先艇に便乗し、横浜港に停泊する大型船を間近に見て水先業務のスケールの大きさを体感してもらいました。
体験の最後に、2日間のカリキュラムの中で学んだことを認定し「職場体験学習修了証書」が船藏会長から手交され、「これから沢山のことにチャレンジしてください」とエールが送られました。
参加した中学生からは、「身近にある商店などと違った水先業務に関わる特別な体験が出来、貴重な二日間であっという間でした。船に興味が湧いてきたのでこれからも勉強したいと思った」や「色々と難しいこともあったけど楽しく体験できた」(一部略)といった感想が寄せられました。

当会では、水先人の人材確保、育成策として20代の若い世代からも水先人への道が開けたことを踏まえ、引続き、子どもたちへ海の魅力を伝えられるよう広報活動に取組んでいきたいと思います。



(操船シミュレータ体験)

(オペレーション部の業務体験)
 
(水先艇による送迎体験)

(修了証の授与)
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